2007年06月03日

人は誰でも「愛されるに価する存在」なのだ

このタイトルは加藤諦三本の『「甘え」の心理』のはじめに、に出てくるタイトル。

0603:2007
vol.3
All the people are "existence to deserve if loved".



その内容に共感したので、ここで抜粋。
そしてわたしは今、カレッジ生に断トツ、オススメする。
 



私たちは、自分は誰が好きで誰が嫌いか、こんなことはすぐにわかると思っている。

しかし実は、このことはたいへん難しい問題である。

おそらく多くの悩みを抱えているような人は、わかっていない場合が多いのではないだろうか。



自分が好きだと思っている人が、実は心の底で嫌悪している人である…などということは、よくあることである。

自分はある人を好きだと思っている、友人だと思っている、さらにその人が自分の友人であることを得意になっている、そんなことがよくある。



この時、この友人を自分は心の底で嫌っている、などということは、なかなか意識できない。
これは、同性の場合もあるし、異性の場合もある。

心の底で憎んでいる人を自分の恋人と思っている人だって、この世の中には結構いる



それは自分の気持ちと直面するのが恐いからである。

自分が感じているように感じることは、心の弱い人にとっては恥ずかしいことである。

そこで、実際に感じていることから眼をそむける



自分に失望した人は、その失望から眼をそむけようとする

そして、眼をそむけることに手を貸してくれる人に惹かれていってしまう



私は、人間というのは、つき合う人を間違えなければ、生き方において基本的な間違いをおかさないのではないかという気がしている。

ところが、誰と接し誰と親しくなるか、ということに、その人の弱点や長所があらわれてしまうのである。



「甘え」の気持ちが残っていると、出会いにおいて間違うが、同時に別れにおいても、さまざまな悲劇を起こす

私たちの多くは、「甘え」の欲求を小さい頃に満足させていない。
そして、この欲求不満のために、生き方において多くの過ちをおかす。



この本では、人間関係におけるさまざまな誤解や過ちを、一つ一つ解いていきたいと思う。

そして、私たちは本当は誰にも束縛されない、自由な人間として生きられるのだ。
ということを確認したい。

また、そのことを通して、本当の愛とは何かということを書いていきたいと思う。



私たちは皆、自分が「愛されるに価する人間なのだ」ということを知る必要がある






>自分の気持ちと直面するのが恐い
自分が感じているように感じることは、心の弱い人にとっては恥ずかしいこと

>実際に感じていることから眼をそむける
>自分に失望した人は、その失望から眼をそむけようとする

眼をそむけることに手を貸してくれる人に惹かれていってしまう
誰と接し誰と親しくなるか、ということに、その人の弱点や長所があらわれてしまうのである。

>「甘え」の気持ちが残っていると、出会いにおいて間違うが、同時に別れにおいても、さまざまな悲劇を起こす


この『はじめに』では以上を、好き嫌いの事実を自分では把握していない例を恋愛や人で現していた。

これはいくらでも他の事柄にも当てはまると感じる。
自己探求
神聖
スピリチュアル
実践
などなど、「〜はとても大切なことよ」「好き」と言っておきながら、恐がる・逃げる人は実にたくさんいると、わたしは思う。

実際、このままの意味通り『逃げた』『恐がった』人たちを知っている
その理由を本人たちは、決して本音では言わない。
なぜなら、自分自身に何が起きているか『知らない』からだ、実際の事実を

もし薄々気づいていたとしても『知らぬふりを通す』のが、身の安全だと思っている。
それがその人たちの自分を守る『防衛』手段であり、長年培ってきた『癖(エゴ)』でもある。

こういう人達は、他人だけでなく『自分自身をごまかすのにも長けている』
これも共通点だ。

しかし自分の友人知人たちを護衛にまわせても、実際、現場にいた者たちの目をごまかすことはできない
真実を見通す者たちにとって、その者たちはただの『滑稽な偽善者(自分に嘘をついているという意味で)』と映る。

こういう人たちの心理を理解(知る)するにも、この本にはたくさんのエッセンスがある。

また各自が自分自身や仲間自身の、機能不全の部分を知る(理解)にいい材料になると思う。
この本に書かれている通り。



抵抗するのはもうやめ、認め、降伏し、自分からの束縛から自分を自由にしてあげることだ。

加藤さんは、それが本当の愛だと言う。
わたしも同じく。




=目次=

愛し愛されるために知っておくべきこと
…成熟する「愛」の心理


1】愛されて育てば、人を信じられる
   …「奪う愛・与える愛」の心理


・人を信じられる人、信じられない人
・愛のコミュニケーションを阻害する…利己性・独占欲
・愛は「奪う」から「与える」へと成長する

2】つき合うなら、心の健康な人を選べ
   …「愛のあかし」を求める心理


・恋する人の心理
・なぜ、その愛を信じられないのか
・求愛の言葉が”ひがみ”になる原因
・こんな人とはつき合ってはいけない

3】「愛される」ということの本当の意味
   …「無条件の愛」の心理


・あなたは無条件に愛されたか
・「愛」ということの本当の意味
・「愛される」…自然な人間関係ができる基礎
・愛されないで育った私の体験
・私は親の期待に縛られた

4】”幻想の恋”を本当の愛と間違えるな
   …「比較を無視する愛」の心理


・”あばたもえくぼ”は真の愛ではない
・比較を無視するところに愛は生まれる

5】愛を失った時、人の本質がわかる
   …「悲哀の感情」の心理


・恋人としての対象を誤っていなかったか
・自己愛的な恋は破滅する
・失恋…ここで人間は試される
・不満だらけの人が失恋すると恨みは倍加する
・職場恋愛が破れた時のケース
・”失った事実”を、まず受容すること

6】相手の心を誤解していないか
   …愛の「すれちがい」の心理


・彼と彼女になぜ誤解が生まれたか
・お互いに”望まないこと”で無理をする不幸
・誤解による別れ…恋がさめる時

7】「自分が何を求めているか」を相手に示せ
   …「深まる愛」の心理


・自分の”本心”が言えれば、恋はうまくいく
・2人の間を深めるために必要なこと
・別れた男と結ばれた男との差

8】愛の別れには何も言わない方がいい
   …「流れの変化」に耐える心理


・失恋で変わる2人の世界
・元の状態に固執すると悲劇を招く
・別れる時に何も言わない方がいい
・変化こそ自然の流れ…無駄な抵抗は愚者の知恵
・恋の終わりは悲しみとともに受け入れよ

9】”貢ぐ”ばかりでも幸せにはなれない
   …「自己無価値感」の心理


・貢がなければ愛されない?
・子どもの頃、親に貢いでいなかったか
・愛の対象に選ばれて不安になる…「貢ぐ人」
・貢ぐ人の真の願望は何か
・幼児的依存心…貢ぎの本質にあるもの
・自分の幸せにとって大切な人を見誤るな



信じ信じられるために知っておくべきこと
…成熟する「人間関係」の心理


1】人と親密になれる人、なれない人
   …「愛ある接触」の心理


・”やさしさ”が心に愛を育てる
・過剰な虚偽の愛は、不足した真実の愛より耐えがたい
・恋人を次々と変える人の心理

2】人との関係がうまくいかない原因
   …「親の無意識」を受け継ぐ心理


・人は独占できるものではない
・自分の”やりたいこと”をもつこと
・あなたの両親の間はうまくいっていたか
・異性関係が親密にならないことの原因

3】「覆水盆にかえらず」の考え方のすすめ
   …「対象喪失」の心理(1)


・失恋OLのいやがらせ電話の意味するもの
・過去より未来に眼を向ける人は強い
・”新しい対象”に生きることこそ大切
・「覆水盆にかえらず」に学ぶ生き方

4】失敗を嘆くより新しい対象に進め
   …「対象喪失」の心理(2)


・基本的欲求と対象喪失との関係
・「嘆きのセレナーデ」は能力を半減させる
・メリーゴーランド型の人間は前へ進めない
・自分の目標をはっきりとつかんでいるか

5】「しつこさ」は人間関係を阻害する
   …「思春期症候群」の心理


・その執念深さはどこからくるのか
・責任転嫁、人まかせで気休めになるか
・「しつこい」人は「成長しそこなった」人である

6】人から「よく思われたい」と恐れるな
   …「自意識過剰」の心理


・自分が思うほど人は自分を見ていない
・他人を恐れすぎる心理の裏側にあるもの
・”他人の眼”にそんなに縛られることはない
・人を信じられなかったら、親との関係を見直せ



心を理解し合うために知っておくべきこと
…成熟する「自分」の心理(1)


1】自己無価値感は間違った解釈から生まれる
   …自分が「責められる」心理


・こんなメッセージを受け取っていないか
・「責められている」といって、1人相撲をとるな
・自分は「存在するだけで価値がある」のだ
・”現実”を誤って解釈するな

2】「他人のため」という錯覚が自由を奪う
   …「言い訳」の心理


・”自分のこと”をするのは悪いことではない
・何をするのにも「言い訳」が必要な理由
・相手を理解できれば「責められる」ことはない
・自分で自分を縛っていないか
・自分の”自由さ”に気づくことだ

3】あなたは決して責められていない
   …「内面が悪い」ことの心理


・”責める…責められる”…この不思議な心理
・今によみがえる昔の感情体験
・自分で自分を責めている心理のからくり
・その罪悪感は自分がつくったものではない!

4】不快感情で相手を動かす人の内面
   …「ラケット」の心理


・人に”自主的反省”を求める不快感情の主
・強要することで人は本当に動くか
・他人の感情の責任は自分にはない!
・「他人といると楽しい」…人間本来の姿はこれだ
・「だめ」と思えば、もっとだめになることを知れ

5】逃げていると人は成長できない
   …「否定の哲学」の心理


・なぜ、「否定の哲学」になってしまうか
・逃げなければ、人は成長できる
・人とは「変わったこと」をするのも逃げの生き方だ

6】受けた屈辱を心に閉じ込めるな
   …「外面と内面」の心理


・すぐ不機嫌になる人の心の真相
・屈辱に耐えて生きると内面が悪くなる
・あまり自分を傷つけすぎるな



自分を成長させるために知っておくべきこと
…成熟する「自分」の心理(2)

1】他人に嫌われるのが、なぜこわいのか(1)
   …「自己否定イメージ」の心理


・自分でも驚くほど強い「自己否定のイメージ」…私の場合
・愛する能力のない父に育てられた結果
・自信をもつためには、人に好意をもて
・人に迎合しているだけでは、いい関係にならない

2】他人に嫌われるのが、なぜこわいのか(2)
   …「自己正当化」の心理


・本心を隠し続ける本当の原因
・自己正当化も嫌われたくないための方便
・”非難がこわい”とすべてが”自分の責任”になる

3】”2人の自分”はどうして生まれるか
   …「心の内戦」の心理


・幼い日の私と父のこと
・「心の内戦」はこうして起こる
・”2人の自分”が生まれると、生きることが楽しめない
・生きるのがこわい…自分がわからなくなる時

4】人間はもともと自由なのだ
   …「束縛感」の心理(1)


・束縛から自由になるためには、戦いがある
・束縛し合うことからは信頼関係は生まれない
・自由に生きる…この流れに全力を投入せよ
・「自分が自分を縛る」ことに気づけ
・「本当は自分は自由だった」と感じられる時

5】私はこうして自由になった
   …「束縛感」の心理(2)


・自分のことを「全部話す」必要はない
・全部話さなくとも、それは”秘密”ではない
・生きることに「重し」を感じていたら…
・自分は「自分自身のため」に生きていいのだ
・依存性から自立性へ…歩みはじめよ


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posted by dozen/Ren at 23:55| 0706 Love Life | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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